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組合について

方針と取り組み

方針

当組合の方針は、日々発生する諸問題に的確に対応し行動することが出来るように組合 員の意識の向上を計り、組合の活動が公共の福祉への貢献に叶う活動と合致するかを常に 念頭に置く柔軟性と即応性を備えた組合を構築すること。

取り組み

1.情報収集と技術の蓄積
今まで 20 年間土砂を受け入れてきましたが、地域や場所によって関東ローム層、砂礫層、シルト層等地形的に土質も変わってきます。深く掘削すると水が湧き出る場合もあります。 そのため、事前に現地調査を行い、採石場内の埋土・盛土の成形に必要な第3種建設発生 土以上の基準を満たす土砂及び溶出・含有の地質分析に合格した土砂を受け入れています。 また、シールドトンネル工事から出る土砂は、そのものだけで転圧成形することは出来な い事が多く、その様な土砂でも転圧成形出来るような技術を磨くため、日本全国の事業所 の廃土廃石の処理方法、土壌処理の方法、災害地の復旧・復興方法等の実地研修を行って います。この様に建設発生土を転圧成形するための情報収集、技術及び管理能力の向上に 努めています。
2.対策
近年、気候変動による災害が日本全国で多発しており、ゲリラ豪雨や台風などの豪雨に対して各事業所は被害を最 小限に止めるために、採掘後の残壁崩壊を防ぐための押さ え盛土、振動ローラによる埋め立て地の転圧、盛土の流出・ 崩壊を防ぐ排水路、開発前の雨量のピークを超えないよう にするための調節池、清澄化するための沈澱池などの対策 を施しています
3.水質検査
水質汚濁に係る環境基準を遵守するため、各事業所の洪水調節池や沈澱池から採取した検体を半年に 1 回専門機関へ依頼し、28 項目と PH の検査を行って安全性を確認しています。
4.放射線測定・搬出状況確認
2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災の津波により福島第一原発が被災し、放射性物質が飛散しました。そのため、高濃度の放射性物質が混入した建設発生土の受け入れる危険性を回避するため安全基準に基づき搬出現場の放射線量の測定を行っています。同時に土砂搬出時の積込み、荷姿など搬出状況も確認して います。
5.植栽
受け入れる土砂は無機質な土壌が多く、植栽には適して おりません。地表面に植物が繁殖している場合と裸地の場 合とでは土砂の流出が極端に違います。そこで毎年春に組 合員事業所に植物の種子を配布しており、それを散布する と同時に各事業所で苗木の植栽を実施しております。また、緑化基金を創設し、閉山する事業所に対して苗木の補助を 行っております。
6.大型車運転者安全講習会・横断幕
受入には輸送が伴いますが、その大型車両の運転者に対して、年1回、夏に警察署より講師を招いて安全運転講習会を他団体と協力して実施しています。また、安全運転への意識を高める ために横断幕やノボリ旗を設置しています。
7.清掃
タイヤの溝に泥が詰まったままだと近隣の道路を汚してしまうため、洗車ピットを通り、タイヤの汚れを十分に落としてから出場します。また、近隣の道路が いつも綺麗でいる様に、定期的に清掃車で清掃活動を行っています。
8.地域貢献
2014 年 2 月の記録的な大雪では、道路、公共施設などの除雪を各事業所、地元自治会、地元住民の方と共に行い、地元住民の方の生活や公共機関の輸送の復旧に大きく貢献したと思われます。

以上、組合及び組合員一人一人が社会的責任を果たすと共に、上記の事業の継続・発展 に取り組んでおります。

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